2019年11月11日公開

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Excelで毎年の有休日数と繰り越し分を計算

執筆:できるネット

勤続年数に応じた日数をもとに、繰り越しや消滅分も計算。
前回に引き続き、Excelで有給休暇の管理表を作成します。前回は入社年月日に応じた有給休暇の発生日や日数の計算を行いました。今回は、IF関数を使って残った有給休暇の翌年への繰り越しや、発生から2年が経過した分の消滅に関する処理を行います。

1. 繰り越しの複雑なロジックをIF関数で処理

有給休暇の管理表を、前回(Excelで複雑な有給休暇日数の計算を自動化)に引き続いて作成します。前回は入社日から6カ月が経過したら週の労働日数に応じた有給休暇を発生させ、勤続年数に応じた有給休暇日数を計算する部分を作成しました。今回は年ごとの消化日数や残日数と、前年からの繰り越し分の計算を処理する部分を作成します。

前年度に未消化だった有給休暇は、翌年に繰り越されます。しかし、発生から2年が経過した有給休暇は時効によって消滅するため、翌々年への繰り越しは行われません。今回は、IF関数を使ってこの繰り越しと消滅の処理を行います。

Excelで複雑な有給休暇日数の計算を自動化