2018年 2月22日公開

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コミュニケーションを円滑にするあいさつ

執筆:マネジメントリーダーWEB編集部

周囲と良い関係を築くために、あいさつの基本を身に付けましょう。
人と人とのコミュニケーションを円滑にし、良好なビジネス関係を築くためには、社内・社外を問わず、あいさつが基本です。周囲と良い関係を築くあいさつの基本をまとめました。

1. あいさつの重要性と基本用語

1日の時間の大半を仕事に費やすビジネスパーソンにとって、ビジネスマナーは企業イメージを左右する重要なスキル。単なる作法ではなく、仕事の生産性や成果にもつながります。中でも、「あいさつ」は最も重要で、周囲の人とのコミュニケーションを深める基本的なマナーです。まずは、ビジネスパーソンが日常的に使用するあいさつの基本用語を見ていきましょう。

あいさつの基本用語

  • おはようございます
  • ありがとうございました
  • 申し訳ございません
  • はい(はっきりと)
  • かしこまりました
  • 少々お待ちください
  • お疲れさまでした(注)
  • 行ってまいります/ただいま帰りました
  • 行ってらっしゃい(ませ)/お帰りなさい(ませ)
  • お先に失礼いたします
  • 失礼いたします/失礼いたしました
  • (注)社内で使うあいさつです。社外の人には使いません。

日常的なあいさつ

「おはようございます」や「ありがとうございます」などの日常的によく使用するあいさつは、積極的に使いましょう。笑顔ではっきりと相手に伝わるように言うことが大切です。ただし、おわびを言う際には笑顔は控えること。あいさつにも謝意を込めることが大切です。

また、相手に好印象を持たれるポイントは、相手より先に声を掛けることです。中でも相手が目上の人の場合は、少し近寄ってあいさつをすることで好感を持たれます。

表情で好感度をUP

笑顔は雰囲気を和やかにし、相手の警戒心も解きほぐします。日常的なあいさつや会話のときには、表情に気を付けましょう。気分がイライラしているときや考え事をしているときなどは、つい厳しい表情になってしまいますが、和やかな表情を心掛けるのも相手への思いやりです。

また、和やかな表情には幾つかのポイントがあります。意識して実践してみましょう。

口角
口角が上がるほど表情は華やかな印象になります。
あごの角度
あごを上げ過ぎたり逆に下げ過ぎたりすると横柄に見えたり、不満を抱いている、相手を疑っているなど、マイナスイメージを持たれてしまうので要注意です。
姿勢
猫背の状態で会話をすると、あごが上がって、上目使いになりがちです。意識して気を付けていないとクセになってしまいます。日ごろから姿勢には気を付けましょう。

相手のための身だしなみ

清潔感や爽やかさを保つのは、周囲の人のために行うもの。身だしなみは、自分のために整えるのではありません。髪型や服装は職場のルールに合わせ、上司や周囲の人を参考にし、職場の雰囲気を壊さないようにすることが大切です。社外の人と会う際は、控えめな印象を与える身だしなみを目指せば間違いありません。

TPOを意識した態度

周囲の人と良好な関係を築くためには、素直で前向きな態度が欠かせません。人と会う機会が多いビジネスシーンでは、例えば上役を引き立てなければならないシーン、聞き役に徹した方がいいシーン、盛り上げ役にならなければならないシーンなど、その時々に合わせた態度が常に問われます。

特に初対面は重要です。第一印象はその後の付き合いにも大きく影響するので、特に気を使いましょう。気が利く人、気配りができる人と印象付けることが、その後のビジネス関係を良好にしてくれるはずです。

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2. あいさつのスキルを高めるには

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  • 社会人の常識 ビジネスモラル編
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  • *本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞、掲載の図版内容等は公開時点のものです。

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