このページでは JavaScript を使用しています。 お客様のブラウザは、 JavaScript が無効に設定されています。 大変申し訳ございませんがこのページでは、 JavaScript を有効にしてご利用くださいますようお願い致します。
ログイン
English
お客様マイページトップ
2018年 5月23日公開
【連載終了】読んで役立つ記事・コラム
【アーカイブ記事】以下の内容は公開日時点のものです。最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。
執筆:マネジメントリーダーWEB編集部
車両管理規定作成のポイント。車両管理は、安全運転管理の取り組みが最も重要です。社内の一定のルールと運用を厳格化することで、リスク軽減につながります。
目次
2024年 9月24日
地域社会と共存する新ビジネスモデルとは? 図解で見る中小企業の新たな取り組み
就業規則はなぜ必要か? 役立つ場面と作成ポイントを解説
2024年 9月17日
リスクではなくチャンス? カーボンニュートラル(後編)
日々の業務の中で社用車は欠かせないものですが、車両の利用にはさまざまなリスクがつきものです。そこで、会社に対するリスク軽減のためにも、社用車利用に関して社内の一定のルールと運用を厳格化し、車両管理規定として整備する必要があります。車両管理規定を作成し、きちんと運用すれば、規定そのものが会社を守る盾となってくれます。
自動車保険や車検、定期点検などは総務部門が一括して行うこととし、車両利用上の日常的な管理(入庫・出庫確認、カギの保管、洗車など)については、使用する各部署が行うようにします。
また、支店や営業所があり、各支店・営業所に安全運転管理者がいるという場合には、本社総務部に統括管理部門を設置し、責任管理者を選出します。使用部署ごとに車両管理者を配置するなど、使用実態に即した管理体制を築くことが重要です。
目次へ戻る
車両管理規定は、以下の事項を含めて作成します。
道路交通法では、乗車定員が11人以上の車両1台以上を使用する事業所、もしくは定員にかかわらず5台以上の車両を使用している場合、安全運転管理者を選任しなければならないと定められています。支店や営業所ごとにこの要件に該当している場合は、支店・営業所単位で選任します。安全運転管理者を選任したら、15日以内に公安委員会に届け出る必要があります。
社用車を管理するための「車両管理台帳」を作成します。車両管理台帳には、車名や車種、型式、登録番号、購入・リース先の情報、整備状況や車検、自動車保険に関して記載し、該当車両のデータをまとめ、管理します。
社内運転許可制度を採用し、運転を許可する条件を設けたら、所属長の許可を得て運転者台帳に記載します。所属長は、運転者が社用車を運転するのに適しているかどうか、適正や技能について判断します。
運転者は、交通法規を遵守し、常に安全運転を心掛けなくてはなりません。運転者の心得として、以下のことを最低限守ってもらうように啓発します。
車両の整備・点検は事故を未然に防ぐ重要な対策であり、常に安全運転ができるよう、定期的、また必要に応じて行わなければなりません。
社用車を業務以外の目的に使用することは、原則として禁止します。ただし、やむを得ない事情で使用しなければならない場合には、事前に「会社車両許可申請書」を所属長に提出し、その許可を得るようにします。
マイカーは、業務上での使用と業務外での使用との区別がつきにくいため、基本的には業務での使用は全面的に禁止とするのが望ましいといえます。
ただし、やむを得ない場合は、一定の許可基準(「運転経験歴が長く、過去に事故・違反歴がない」「通勤手段の交通機関がない、もしくは著しく不便である」など)を社内のルールとして設け、業務使用の申請書を提出してもらったうえで、使用を許可します。
マイカーでの通勤途中で起こした事故であっても、会社に損害賠償責任が及ぶという場合もありえますので、マイカーでの通勤や業務使用については、必要最低限の許可とするのが理想です。
交通事故が企業に与える経済的損失や社会的ダメージは計り知れません。事故が起きてしまった際の対応についても、事前に規定を定めておく必要があります。事故の報告、事故処理に関してや、責任の所在などについて定めておきます。
本記事に関連するマニュアルやテンプレートを、編集可能なデータでご用意しました。ぜひご活用ください。
ファイルのダウンロードには大塚IDでログインが必要です。大塚IDを取得していない方は、ぜひこの機会にご登録ください。ログインすると、ほかにもさまざまな書式がダウンロードできます。
「社有車管理業務テンプレート」は、企業が所有する車両(自動車やバイクなど)のさまざまな情報を一元管理することができます。
使用者に運転日報を登録してもらうことで使用状況(稼働率など)を把握することや、使用者(ドライバー)の車両管理の意識向上などを図ることが期待できます。また、車検・点検の予定や自賠責・任意保険の更新予定のほか、担当者の運転免許の更新予定の管理も行えます。
大塚商会では、さまざまな運輸・物流業向けの業務システムを取り扱っています。業界特有の慣習を踏まえた多彩な機能で、業務の効率化をサポートします。ぜひご覧ください。
運輸・物流業向けERPパッケージ
2018年 5月16日公開
社用車の車両管理(1)
社用車の運転中に交通事故を起こすと、相手方はもちろん、企業、そして社会的にも多大な損害が発生します。このようなリスクを軽減するために、社用車の管理の基本を確認しておきましょう。
2018年 5月30日公開
社用車の車両管理(3)
社用車を使用中に交通事故が起きた場合、企業側は迅速かつ的確に対応しなければなりません。そのために、運転者には「事故発生時の対応手順」をしっかり理解してもらう必要があります。
ナビゲーションメニュー
ビジネスお役立ち情報