このページでは JavaScript を使用しています。 お客様のブラウザは、 JavaScript が無効に設定されています。 大変申し訳ございませんがこのページでは、 JavaScript を有効にしてご利用くださいますようお願い致します。
ログイン
English
お客様マイページトップ
2018年 5月30日公開
【連載終了】読んで役立つ記事・コラム
【アーカイブ記事】以下の内容は公開日時点のものです。最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。
執筆:マネジメントリーダーWEB編集部
社用車を利用中、交通事故が発生した場合の対応。社用車を使用中に交通事故が起きた場合、企業側は迅速かつ的確に対応しなければなりません。そのために、運転者には「事故発生時の対応手順」をしっかり理解してもらう必要があります。
目次
2024年 9月24日
地域社会と共存する新ビジネスモデルとは? 図解で見る中小企業の新たな取り組み
就業規則はなぜ必要か? 役立つ場面と作成ポイントを解説
2024年 9月17日
リスクではなくチャンス? カーボンニュートラル(後編)
社用車の車両管理で最も重要なことは安全運転管理ですが、万が一、社員が社用車を業務で使用中に交通事故が発生した場合、企業側は迅速かつ的確に対応しなければなりません。対応が遅れると、問題解決が難しくなり、企業に対する社会的信用も低下する可能性があります。
目次へ戻る
交通事故が起きてしまった場合の措置は、以下のように道路交通法第72条で定められています。
交通事故で負傷者が発生した場合は、速やかに救急車を手配して救護に当たらなければなりません。「傷の程度が軽そうだから」などの理由で、負傷の重軽度を勝手に判断して救護を怠ると、救護義務違反になります。
事故が起きたときは、散乱したガラスを片付けたり、ほかの通行車両の邪魔にならないように事故車両を移動させたりという危険防止措置をとることが必要です。ただし、警察の現場検証も行われるので、現場の状況を必要以上に変えてはいけません。
上記、負傷者の救護と危険防止措置が終わったら、最寄りの警察署に通報します。そして現場に警察官が到着したら、次のことを報告します。
これらの報告は直ちに行わなければなりません。後で報告するということは、原則として許されません。事故の直後は加害者も被害者も気が動転していて、自分の体の不調に気が付かない場合もあるため、警察に届け出ないケースもあります。しかし、翌日以降に体調が急変する、あるいは後遺症が出るということもあるため、軽い物損事故として処理するのではなく、必ず届け出を行うようにしましょう。
事故に遭った場合は、相手方の情報を必ず確認しておきましょう。
このときに運転免許証や自動車検査証を提示してもらいましょう。もしも、この提示を拒否するようであれば、ナンバープレートの番号を控えておきます。そうすれば、後日陸運局で照会することができます。
事故現場の目撃者の証言は、その後の示談交渉などで重要な証拠となります。現場の目撃者を探し、交通事故の詳細な内容をメモしておき、同時に目撃者の住所、氏名、連絡先も聞いておきましょう。
事故直後の対応が終わったら、会社へ連絡します。業務途中の事故であれば、その後の業務指示を受けます。交通事故は、お互い過失により発生するケースがほとんどです。事故現場で安易に示談交渉することは絶対に避けましょう。
運転者用の交通事故対応マニュアル(サンプル)を、編集可能なデータでご用意しました。ぜひ参考にしてみてください。
ファイルのダウンロードには大塚IDでログインが必要です。大塚IDを取得していない方は、ぜひこの機会にご登録ください。ログインすると、ほかにもさまざまな書式がダウンロードできます。
事故発生時、会社の迅速で適切な対応が必要となるため、事故対応をマニュアル化し、連絡・報告ルートを設定・周知しておくことが重要です。そのうえで以下の対応を行います。
事故発生の連絡を受けたら、当事者である社員へ適切な対応ができるように、あらかじめ用意しておいた事故状況別のチェックリストに記入・確認をしていきましょう。
現場の状況を把握するために確認を行います。もし、当事者が負傷しているなどして現場対応ができないときは、企業側の担当者(安全運転管理者が理想)が現場に行き、相手の確認などを行います。
事故が発生したら、企業が加入している任意保険の保険会社に事故状況を連絡します。人身事故の場合、事故発生後60日以内に保険会社への連絡が必要です。連絡が遅れると保険金が支払われない場合があるため、注意してください。
事故処理担当者用の交通事故対応マニュアル(サンプル)を、編集可能なデータでご用意しました。ぜひ参考にしてみてください。
交通事故は、いつ発生するか分かりません。企業側の事故処理担当者は、いざというときのため、事故発生時の対応について事前にリスト化し、状況に応じて的確な指示が出せるように準備しておきましょう。
運転者と同乗者の負傷状況を確認し、状況に応じて以下項目に沿って対応するよう指示をします。
「SMILE V / eValue V コミュニケーション」の回覧板機能は、紙で回す回覧板を電子化した機能です。回覧してほしいメンバー全員に一斉配信し、いつ誰が見たかをひと目で把握できるため、確実な情報伝達が行えます。
事故対応マニュアルを作成したら、回覧板機能で確実に確認してもらうようにしましょう。
回覧板機能は、外出先からiPadやAndroid、Windowsタブレットなどのスマートデバイスからも閲覧できます。大塚商会では、スマートフォンやタブレットも取り扱っておりますので、お気軽にご相談ください。
2018年 5月16日公開
社用車の車両管理(1)
社用車の運転中に交通事故を起こすと、相手方はもちろん、企業、そして社会的にも多大な損害が発生します。このようなリスクを軽減するために、社用車の管理の基本を確認しておきましょう。
2018年 5月23日公開
社用車の車両管理(2)
車両管理は、安全運転管理の取り組みが最も重要です。社内の一定のルールと運用を厳格化することで、リスク軽減につながります。
ナビゲーションメニュー
ビジネスお役立ち情報