MG料金算出方法
MG料金の算出にはカウンター方式を採用しています。
感光体や消耗部品は一定の使用量に達すると劣化しますが、カウンター方式ではそれらの交換にかかる料金を1カウント当たりに平均化して申し受けます。
MG料金の仕組み
- 基本料金
- 月間の使用量が数十枚と少ない場合でも、定期点検が発生する場合があります。
保守サービスを滞りなく実施するための最低限必要な経費の一部を基本料金としてお客様にご負担いただきます。 - 料金方式
- キヤノンでは通過低減方式を採用しております。
お客様の使用量が増えれば増えるほど1枚当たり安い単価を適用し、全体のコストを低減していきます。 - 付属機器
- コントローラーなど、追加機器を装着している場合には、その保守料金が加算されます。
- テスト不良出力控除
- カスタマーエンジニアは保守サービスを行う際にテストコピーをとります。また、万が一機械トラブルにより、不良コピーが発生することがあります。このコピー分もカウンターは進みますので、お客様にMG料金をご請求する際にはこの分を差し引いてご請求しています。
控除は定率の控除と実枚数による控除方式があります。
カウンターについて
MG料金はカウンター数値を元にして算出します。
通常、カラー複写機の場合は以下の種類のカウンターが機械内部、あるいは本体パネル上で確認できます。また、機種により搭載するカウンターが異なります。
- カラーコピーカウンター
- フルカラーコピーおよびモノカラーコピーの出力枚数をカウントします
- カラープリント(PSI)カウンター
- カラープリントの出力枚数をカウントします。
- ブラックカウンター
- モノクロコピーおよびモノクロプリント(コンピュータなどからの出力)の出力枚数をカウントします。
MG料金の算出例
カラー複写機の合算基本料金の算出例を以下にてご説明します。
合算基本料金では、各々のカウンター料金の合計が請求金額となります。ただし、合計金額が定められた合算基本料金に満たない場合には基本料金を請求させていただきます。また、付属機器を装着している場合にはその金額も加算されます。
Canon CLC1100/1130/1150/1160/1180/1110の場合
契約項目:合算基本料金 6,000円(1ヶ月当たり)
1ヶ月のご利用金額が 6,000円を下回る場合は基本料金として申し受けます。
カラーコピー
- 1~1,000カウント:45円
- 1,001~3,000カウント:40円
- 3,001カウント~:20円
カラーPSI(注1)
- 1~1,000カウント:40円
- 1,001~3,000カウント:35円
- 3,001カウント~:25円
- (注1)カラーPSI 外部機器からのカラー出力及び本体の色登録コピーチェック、パレットシートプリント時
ブラック
- 1~1,000カウント:8円
- 1,001カウント~:7円
計算例:
カウンターの種類 | カラーコピー | カラーPSI | ブラック |
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今月のカウンター数値 | 6,259 | 5,544 | 1,816 |
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前月のカウンター数値 | 2,531 | 4,157 | 780 |
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控除枚数 | 15 | 20 | 5 |
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ご請求対象枚数 | 3,713 | 1,637 | 1,031 |
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計算式 | 45円×1,000枚=45,000円 40円×2,000枚=80,000円 30円×713枚=21,390円 | 40円×1,000枚=40,000円 35円×367枚=12,845円 | 8円×1,000枚=8,000円 7円×31枚=217円 |
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計算式(小計) | 146,390円 | 52,845円 | 8,217円 |
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コピー料金合計 | 207,452円 |
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消費税8% | 16,596円 |
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今回ご請求額 | 224,048円 |
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