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2014年 9月 1日公開
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3rd STEPでは、取り付けや機能する基準を見つけて、普通許容差による寸法のばらつきを最小限に抑える寸法を配置するテクニックを学んだ。この普通許容差のばらつきだけでは機能や組み立てを保証できない場合に、寸法公差を用いる。4th STEPでは、寸法公差を設計で使ううえでの考え方や記入法、また寸法公差に関連する表面粗さについて解説しよう。
第1回では、寸法公差を記入する際に意外と知らない細かなルールや寸法公差の必要性について説明する。
寸法公差値を記入する際の注意点を列記する。
1. 均等振り分け公差の場合
2. 片振り公差の場合
片振り公差の場合、公差の値は、寸法数値が大きくなる方を上段に、小さくなる方を下段に配置する。
3. 角度公差の場合
設計意図によって、基準寸法や寸法公差が変化する記入例を比べてみよう。
最大許容寸法…大きさのばらつきの範囲で許される最大寸法最小許容寸法…大きさのばらつきの範囲で許される最小寸法寸法公差…最大許容寸法と最小許容寸法の差
上の図内の表のように、異なる「60、59.9、60.1」という基準寸法を記入していても、最大許容寸法は「60.1」、最小許容寸法は「59.9」、寸法公差は「0.2」と違いがない場合がある。設計者として、図面に設計意図を示すのだが、最大許容寸法と最小許容寸法の範囲で仕上がったものが部品として合格品となるため、図面を見る立場の加工者や検査者にとっては、上の図内の表に示す三つの例(基準寸法の60、59.9、60.1)に違いはないのである。
しかし、設計者の立場ではどれでもいいというわけではない。部品を設計する際に、どのように考えたのかという設計意図を寸法や寸法公差として表すべきであり、それが検図や不具合発生時の検証に役立つからである。
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