2018年 2月22日公開

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企業における総務部の仕事(4) 福利厚生<健康管理>

執筆:マネジメントリーダーWEB編集部

福利厚生業務は「社員を守る」ための重要な施策となります。特に心身の健康管理は日常的なきめ細かなケアが求められます。ここでは日常的な社員の健康管理施策について見ていきましょう。

1. 福利厚生業務「日常的な支援 健康管理施策」

企業は、自社の社員の健康管理・健康増進につながる日常的な施策を整えておく必要があります。具体的には、以下にあるような項目です。

心身の健康保持・増進

  • 定期健康診断の実施(春・秋)
  • メンタルヘルスケア など

傷病にかかった社員の支援

  • 医療費の補助
  • 病気見舞金
  • 休業補償 など

バランスの取れた食生活の推進

  • 社員食堂の運営 など

健康維持のための環境整備

  • 安全衛生との連携
  • 社内広報、社員教育の実施 など

健康増進のための体力作り

  • スポーツ大会の実施
  • スポーツの奨励
  • スポーツ系社内サークルの支援
  • 体力測定の実施 など

これらの健康管理施策は、総務主導で進めます。しかし、社員に健康管理についての注意を喚起し、定期検診などで早期発見の場を提供したとしても、やはり社員一人一人の健康管理の意識が低ければ効果はありません。部門や部署ごとで健康管理の担当者を決め、職場でお互いを注意し合う、声を掛け合うといった働きかけをする必要があるでしょう。例えば、社内SNSなどで注意を呼びかける、社内報を活用するなど、常に社員の目に留まるような社内広報の工夫が必要です。

また、近年増加傾向にあるメンタルヘルス対策については、職場環境の整備、意識付けにつながる施策、受け皿となる相談窓口が必要です。専門のカウンセラーを配置して気軽に相談できる体制を作る、各部門の管理者および社員に対する教育の実施、産業医の正しい活用など、社員の心の健康を良好に保つ施策が必要です。

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2. 社員の健康管理をトータルでサポート

健康管理の実務に全面対応した「ストレスチェック実務安心パック」

「ストレスチェック実務安心パック」は、ストレスチェックの実施をはじめ、企業に求められる総合的なメンタルヘルス対策・健康管理の実務をワンストップでカバーするオールインワンパッケージです。
企業力強化の観点から、社員がいきいきと活躍できる環境を作るための健康管理についてトータルでサポートします。

【セット内容一覧】

  • ストレスチェック・メンタルヘルス対策 実務の手引き書
  • 関連規程・必要な書式一式 約65種のひな形データ
  • 衛生委員会コンテンツカード
  • 実務担当者、従業員、管理職向け解説用DVD
  • 産・学・医の専門家によるDVD・資料セット

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3. 総務の業務について

総務の業務について詳しい記事をご紹介します。

  • *本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞、掲載の図版内容等は公開時点のものです。

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