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2017年 5月 1日公開
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前回は、最大実体公差方式を考えるうえで欠かせない最大実体サイズ、最小実体サイズ、包絡の条件を理解した。今回は最大実体公差方式を適用できる幾何特性の種類と、サイズ公差と幾何公差を同時に考える場合に、それらの関係を視覚的に公差検討できる動的公差線図について説明する。
最大実体公差方式は、全ての幾何特性について適用できるわけではなく、中心線や中心平面を持つサイズ形体のみに適用できる(表1)。
表1 最大実体公差方式を適用できる幾何特性
最大実体公差方式を適用できる「サイズ形体」とは、中心線(あるいは中心平面、もしくは中心点)で表す形体を呼び、大きさの概念を持ち、サイズのばらつきによって大きさが変動するものを言う(図1)。
図1
サイズ形体
つまり、データムや幾何特性を指示する際に、寸法線の延長線上に指示する形体を指す。
最大実体公差方式の特徴は、サイズのばらつきと幾何特性のばらつきを同時に考えることである。頭の中でそれらの関係を考えることもできるが、ビジュアル的に示したものが動的公差線図である。
まずは形状偏差の中で唯一のサイズ形体である真直度の図面指示例で確認しよう。シャフト1をハウジング2に隙間ばめで挿入する構造を考える。それぞれのサイズ公差は厳しく設定され、挿入部の隙間も小さいことから、穴と軸それぞれに反りやうねりがあると、ハウジングにシャフトを挿入できない恐れがある(図2)。
図2
二つの部品のサイズ公差記入例
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