このページでは JavaScript を使用しています。 お客様のブラウザは、 JavaScript が無効に設定されています。 大変申し訳ございませんがこのページでは、 JavaScript を有効にしてご利用くださいますようお願い致します。
ログイン
English
お客様マイページトップ
2021年 2月 2日公開
【連載終了】実務者のためのCAD読本
【アーカイブ記事】以下の内容は公開日時点のものです。最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。
監修:鈴木 裕二
BIMとは建物のモデリングだが、これを広げて都市のモデリングはできないだろうか? ある街区を丸ごとモデリングして、コンピューターの中で街を歩き、建物の中に入り、さらに建物や道路を変更してみる。ゲームの中でできていることをもっとリアルに実行したい。そのためにここでは二つの方法を提案したい。Revitで作ったモデルをInfraWorksで並べて表示する。Archicadで作った建物をBIMxで表示する。これらの方法でリアルな都市モデリングが技術的に十分可能であるかを検証した。
シリーズ全5回のテーマを以下に設定した。BIMについて、アプリケーションの使い方やノウハウを中心に紹介したこれまでの記事から、少し違う方向にハンドルを切って「BIMでこう変えていこう」「BIMをこう変えていこう」と提案できるような記事にしていきたい。
シリーズ記事
2024年 9月24日
地域社会と共存する新ビジネスモデルとは? 図解で見る中小企業の新たな取り組み
就業規則はなぜ必要か? 役立つ場面と作成ポイントを解説
2024年 9月17日
リスクではなくチャンス? カーボンニュートラル(後編)
『日経CG』2000年9月号という雑誌が手元にある。既に廃刊になっているが、この20年前の雑誌の特集は「シティ・モデリング」だ。気になるテーマだったので保管しておいた。
『日経CG』(日経BP社)2000年9月号
「シティ・モデリング」つまり都市そのもののモデリングだが、建物モデルを作ることがBIMアプリケーションで可能なことは分かっている。これをそのまま都市に広げることは技術的に可能なのだろうか? それを検証するのが今回のテーマだ。ゲームでよくあるように建物の表面だけを表示するのではない。Google マップのストリートビューでもない。都市を丸ごと、コンピューターの中に都市の双子=デジタルツインとして実現したい。
建物があれば、その中に入っていきたい。その建物の用途や店舗、オフィスの情報も取り出したい。空地に計画建物を配置して周辺住民に提案して見てもらえるようにしたい。大規模な開発計画や未来の都市計画もコンピューターの中で確認できるようにしたい。特別なツールや権限なしで誰もが試してみることができることがポイントだ。誰もが都市づくりに参加できるプラットフォームをコンピューターの中に作りたい。20年前に既に取り上げられていたテーマだが、さてできるだろうか?
都市モデリングなので、ある程度の規模の街区をサンプルとしたい。今回は兵庫県西宮市の西宮浜という埋め立て地をサンプルにした。この連載でも何度か取り上げているが、国土地理院の基盤地図情報から西宮浜の海岸線と街区、建物情報を取り出して変換、地図のDWGファイルを作成した。
ビジュアライゼーションを極める…BIMを見せる【極めるBIM/第3回】
BIMからCIMへ-基盤地図情報を使う【続 BIMアプリケーションの使いこなし/第5回】
また基盤地図情報の利用方法は下記資料が詳しい。
Autodesk「Autodesk InfraWorks セルフトレーニングテキスト」(Autodesk社のWebサイトが開きます)
AutoCADで西宮浜の地図(DWG)を表示
続きは「大塚ID」でログインしてご覧ください。
新規登録(無料)
ナビゲーションメニュー
ビジネスお役立ち情報