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2021年 7月 6日公開
【連載終了】実務者のためのCAD読本
【アーカイブ記事】以下の内容は公開日時点のものです。最新の情報とは異なる可能性がありますのでご注意ください。
監修:山田学 執筆:草野多恵
本シリーズでは、多面体(矩形)形状を作成するに当たっての、基本的な手法や効率の良い作成方法などのコツを解説している。今回は角の面取りおよび隅の丸みの作成について解説する。
基本要素を用いながら、多面体形状をより具体的に設計する方法を解説する。また、主要な3D CADでの手法も併せて解説する。
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金属はもちろん、プラスチック成形品などにおいても加工の段階で端面の稜線(りょうせん)に必ずバリまたはカエリと呼ばれる毛羽(けば)が発生する。これらをそのままにしておくと組立作業者やユーザーが触れてけがをする可能性があるため、それを防ぐために処理をするが、それらを総称して「面取り」と呼ぶ。そしてこの面取りには、斜めに切り落とすような形状の45°面取り(通称として「C面取り」と呼ばれることが多い)と、丸みを付けるR面取りの2種類がある。
ほぼ全ての機械設計向け3D CADでは、機械加工に必須であるこの面取りおよび丸み形状を作成するためのコマンドが搭載されている。これらについては各CADともコマンド名はほぼ同一で、45°面取りを「面取り」、丸みのことを「フィレット」と呼んでいる。なお、フィレットは角および隅の両方に作成する場合があるが、どちらの場合も「フィレット」コマンドを使用する。
おのおの、CAD上での操作も同じで、面取りまたは丸みを付けたい稜線(CAD上では「エッジ」と呼ぶ場合が多い)を選択したらサイズを指定するだけである。そこで、ここでは作成の際の注意点を解説する。
まず、「面取り」および「フィレット」を作成する基本操作を以下に示す。ここでは例としてAutodesk Fusion 360を使用しているが、どのCAD製品でもこの基本操作の方法については大差がない。
図-1はC面取り作成を行っているところである。「面取り」コマンドを実行したら、次に面取りを作成するエッジ(稜線のこと。以下エッジと呼ぶ)を選択し、面取りサイズを入力したら完了である。
図-1 C面取り作成の様子
図-2では、フィレットを作成している。出来上がる形状が異なるだけで操作は全く同じ。コマンド実行後にエッジ選択とサイズの入力で形状が作成できる。
図-2 フィレット作成の様子
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