企業のITセキュリティ講座　2020年の記事一覧

2020年12月

日本政府がクラウドサービス評価制度「ISMAP」を公開

日本政府は、政府の情報システムのためのセキュリティ評価制度「ISMAP」を公開した。これは政府がクラウドサービスを調達する際に要求するセキュリティ基準であり、この要求を満たしたサービスを評価・登録するもの。今回は、ISMAPの概要と目的、内容を紹介する。

2020年11月

活用が進むナレッジ・フレームワーク「MITRE ATT&CK」

ここ数年、「MITRE ATT&CK（マイター アタック）」という名をよく耳にする。これはMITRE社が開発するナレッジデータベースで、「Matrices」と呼ばれる200種以上に及ぶサイバー攻撃者の手法などが公開されている。今回はそんな「MITRE ATT&CK」の概要や活用法を紹介する。

2020年10月

新たなセキュリティソリューション「SASE」とは

2020年に入り、複数のベンダーから「SASE」が発表された。「SASE」はクラウド上のアプリケーション、データ、サービスへ安全にアクセスできるようにするセキュリティフレームワークのこと。今回は「SASE」が登場した背景と特長、導入効果を説明する。

2020年 9月

リモートワーク（テレワーク）におけるセキュリティ対策まとめ

新型コロナウイルスの影響で、多くの企業がリモートワークに移行したが、今回は急な対応となりセキュリティの面でも問題が多かったと思われる。ここでは、本格的なリモートワークの実施に向けて、セキュリティ上の問題点と解決策を紹介する。

2020年 8月

いまだ根強い「Man in the middle」攻撃、二要素認証突破も

ユーザーとサービスの間に割り込み、悪意のある動作を行う「Man in the middle」（MITM）攻撃。比較的古くからある攻撃手法だが2019年、厳重とされる二要素認証を突破するケースが確認された。今回はMITM攻撃の特徴と二要素認証を突破した手法、およびその対策を紹介する。

2020年 7月

中小企業の経営者の約半数がサイバー攻撃をイメージできない

日本損害保険協会が発表した「中小企業の経営者のサイバーリスク意識調査2019」によると、中小企業の経営者の約半数がサイバー攻撃をイメージできないという結果になった。今回は、同協会の調査を読み解きつつ、着手すべき対策方法を提案する。

2020年 6月

「セキュリティの基本的な考え方」を見直そう

セキュリティの基本的な考え方を見直すことで、場当たり的な対応ではなく、本質的な対応を行うことができ、新たな脅威にあらかじめ対応できる場合もある。今回は、セキュリティの基本に立ち返り、無駄のないセキュリティ対策を考える。

2020年 5月

「DX」とは何か、全ての企業がテック企業になる時代のセキュリティ

昨今注目される「DX（デジタルトランスフォーメーション）」。大意としては、システムを刷新し、これまでのビジネスから脱却。デジタルデータを活用して新たな価値を生み出していくという概念である。今回はDXにおけるセキュリティの在り方について考える。

2020年 4月

増加するフィッシングとマルウェア「Emotet」、メールの注意点

2019年に急増したフィッシング詐欺とマルウェア「Emotet」の被害。サイバー攻撃が複雑で巧妙に進化する中、最近はユーザーを動揺させてファイルやリンクをクリックさせようとする手法も目立つ。今回は、これらメール攻撃の特徴や見破り方、対策を見直す。

2020年 3月

炎上や風評被害が発生したときのベストな対応は

企業がSNSを情報発信やPR、マーケティングのために活用することも珍しくなくなった。一方で、ちょっとしたミスがいわゆる「炎上」を引き起こしたり、風評被害に遭ったりするケースも増えている。ここでは、炎上や風評被害などの仕組みや対処法を紹介する。

2020年 2月

増加するマネージドセキュリティサービス、メリットと注意点

セキュリティ対策の管理・運用をアウトソーシングすることで、中堅・中小企業でもレベルの高いセキュリティ対策を実現できる「マネージドセキュリティサービス」（MSS）。今回は、MSSを導入するメリットと注意点を紹介する。

2020年 1月

セキュリティ対策をアピールできる「SECURITY ACTION」とは

IT化の波により業種や企業規模の大小にかかわらず、全ての企業にセキュリティ対策が求められる時代になった。今回は中小規模企業のセキュリティ対策の向上を目的に、IPAが提案する新しい制度「SECURITY ACTION」の取り組みと、導入のメリットについてなどを紹介する。