【連載終了】IT技術の変遷に迫る ITここに歴史あり

オフィスで情報を共有するグループウェア、普及までとこれから

ファイル共有、メッセージ共有、スケジュール共有、空き会議室の共有……いったん使い始めると「それなしでは業務が立ちゆかなく」なるグループウェア創生期から普及期までを追う。

個人の悪ふざけから社会を揺るがす犯罪に、悪質化が進むサイバー攻撃

ウイルスが友人間のちょっとしたイタズラだった時代は過ぎ去り、巧妙に高度化され、さらに組織化すら進む犯罪の起点となっています。この脅威とどのように立ち向かってきたのでしょうか。

パソコンから成長して、企業を支える存在になったPCサーバー

メインフレーム、UNIXサーバーを経て、現在の主流となっているPCサーバー。そこからさらに「メモリー」というキーワードを得て新しく力強い未来へとつながっていく、その姿とは。

設計のあり方だけでなく、働き方も大きく変えたCAD

かつて「設計」といえば、手と定規で書き入れていくものでした。その姿を一変させたのがCADです。では、その“デジタル化”がもたらした、設計における最大のブレークスルーとは。

東京オリンピックから続く挑戦、「より速く、美しく」

「電子データを紙に印刷する」ことは、かつては画期的なコンピューターの利用方法でした。そこから技術の粋を究め、精度、スピードを追い求めた結果、プリンターが到達した姿とは。

国民機パソコン、その誕生から引退まで

日本のオフィスの風景を一変させ、「パソコン」という呼び名を一般家庭にまで深く浸透させた立役者、それがPC-9800シリーズです。生い立ちと進化、そして迎えた運命に迫ります。

「全てはお客様の成功のために」激変を乗り越えて変わらず進化し続けるThinkPad

ノートパソコンの世界において、長らく重要な位置を占め続けているブランド。その経歴は波乱に満ち、さまざまな危機もありました。それでもなお、この名が愛される理由とは。

ハードディスクドライブの進化がパソコンにもたらしたもの

データを保管し、簡単に取り出してコンピューターで扱えるようにするために重要な役割を果たしてきたのがハードディスクです。高速化・小型化・大容量化の先には何があるのでしょうか

ムーアの法則を具現化するインテルのマイクロプロセッサー

コンピューターの働きを「入力」→「処理」→「出力」に分解した場合、マイクロプロセッサーは「処理」を担います。「入力」が複雑かつ大容量化する中、「処理」はどう進化したのでしょう。

コンピューターを持ち運び可能に！ ノートパソコンがもたらした革命

コンピューターは大きくて持ち運べないという常識を覆したのが、可搬性の高いノートパソコンです。これによりビジネスはロケーションの制約から解放され、スタイルを大きく変えました。

文書作成に特化した専用機、日本語ワープロがもたらしたもの

今では信じられないことですが、50年ほど前までのオフィス文書は主に手書きだったのです。専用日本語ワープロはどのように生まれ、ビジネスの何を変えていったのでしょうか。

紙から紙に複写するコピー機がたどった道

同一の内容を複数の人や場所で取り扱うためには、内容を複写しなくてはなりません。手書きによる人的作業、転記ミスを劇的に減らし、その登場が完全にオフィスを変えたのが複写機です。

印刷と出版を変革したPostScript

かつては、プリンターが変わると同じ文書の印刷でも見た目が異なることは常識でした。この“メーカーの壁”を超えてみせたのがPostScriptです。その成り立ちをみてみましょう。